■シェアNo.1を誇るDell社の最新ワークステーション
家庭用パソコンのメーカーとしてもお馴染みのDell社は、1997年に参入した後発企業ではありますが、ここ10年弱、ワークステーションシェアNo.1を誇っています。
Dell社のワークステーションは「Precision」シリーズで、デスクトップパソコン本体と同じような形のタワー型、ノートパソコンと同じような形のノート型、本体に埋め込めるような形のラックステーション型、の3種類がありますが、2009年発売の新モデルはタワー型の「PrecisionT3500・5500・7500」で、2007年発売のx400の後継モデルとなっています。後継モデルとはいえ中身は一新されており、Intel社の最新CPU「Xeon5500」を搭載し、CPUの設計を根本から見直した最新モデルは、ワークステーションの求められる高速な処理速度という点においてかなり向上させたと、Dell社は誇っているようです。
■日本HP社のデスクトップ型最新ワークステーション
Dell社に続き、ワークステーション業界を引っ張っているのが、日本HP(Hewlett-Packard)社です。Dell社同様、Intel社の最新CPU「Xeon」を搭載した、2009年最新ワークステーション「Z Workstation」シリーズを3機種発表しました。
今までのX・Yシリーズから脱皮し、Zを頭につけたのは「究極のパフォーマンス」という意味で名付けたのだと、日本HPは語っています。従来のワークステーションとこの最新Zシリーズでは、ボディデザイン・プラットフォームなどの仕様を一新した、Dellとは対照的な販売戦略となりました。
OSはMicrosoft社のWindows Vista・XP搭載モデルとOS不搭載モデルを揃え、OS不搭載モデルには、FreeDOSとLinuxがインストールできるように付属キットが付いています。
ワークステーションの高機能性を求める半面、不景気で導入を渋る企業が多い中、このOS不搭載モデルの付属キット、という販売方法が、ワークステーション導入コストを下げる事ができる所に、企業は着目しているのです。
またこのZシリーズの内部は、各パーツから放出する熱を、各々のパーツが影響を受けないように設計されている為、各パーツの耐久性も上がる上、冷却ファンが低音化する利点も備えています。